死生観

昨日の死生学の授業で思い出した事。

 


約25年程前、

私は納棺の仕事をしていました。

納棺というのは

亡くなった方のお顔やお身体を拭いて差し上げたり、

お化粧をして旅立ちの準備のお手伝いをさせて頂く仕事です。

映画『おくりびと』は、

その仕事にスポットを当てた映画でした。

 


当時私は20代で子供を産み、

祖父祖母の死別体験を経験してはいたけど、

多くの方達の死に様を間近で見させて頂き、

その死別に直面した残された方々の

死を受け止める様々なありように

心を震わせていました。

 


その方がどのように生きて

どのように人と関わってきたのか、

そんな事が垣間見れる瞬間でもあったからです。

 


死に様は生き様。

 


本当にその通りだと思います。

 


今、

起きている良くない事は他人のせい

社会のせいと他責に生きているならば、

それは自分の命(魂)を

人の為に使えていないのかもしれない。

 


人は、

自分の命(魂)を使って

誰かの為に役立ちたいと

本能的に思っているはず。

その思いのまま

生きる事が出来れば本望。

 


そんな生き方をしたいと

再確認出来た時間でした。

 


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